「七宝」は、大黒天の袋の中身、もともとの仏教経典で表される、金・銀・瑠璃・玻璃(はり)・珊瑚・瑪瑙(めのう)・蝦蛄(シャコ)という七つの宝物を指しています。また、七宝は途切れぬ輪の連続から「輪違い文」とも呼ばれます。この […]
月別: 2017年5月
格子状の正方形を配した模様である市松文様の意匠の始まりは不明で、古代より世界中で存在し、また日本では家紋や正倉院の名物裂などで多く見られます。森羅万象を司る相対する陰陽を表し、永続、途切れぬ縁を示します。また千鳥は御縁の […]
山を越え、川を越え、中には国を超え、海を渡来してやって来る千鳥。千鳥は御縁の波を乗り越えて、百の歩みを目指し飛び立ち、懸命に積み重ね、いつの間にか振り返ると千に成っている鳥、「千取り」。そうした処から、円満、達成を成す鳥 […]
「七宝」は、大黒天の袋の中身、もともとの仏教経典で表される、金・銀・瑠璃・玻璃(はり)・珊瑚・瑪瑙(めのう)・蝦蛄(シャコ)という七つの宝物を指しています。また、七宝は途切れぬ輪の連続から「輪違い文」とも呼ばれます。この […]
唐草文の歴史は長く、古代ギリシア神殿などに見られる文様が原型で、メソポタミア、エジプト文明より欧州、中国など各地に拡がり、シルクロードより日本で国風化されて様々な柄が生まれました。また、唐草はすぐに成長する処から、途切れ […]
唐草文の歴史は長く、古代ギリシア神殿などに見られる文様が原型で、メソポタミア、エジプト文明より欧州、中国など各地に拡がり、シルクロードより日本で国風化されて様々な柄が生まれました。また、唐草はすぐに成長する処から、途切れ […]
江戸期に歌舞伎役者、初代佐野川市松が舞台上で正方形を交互に配した袴を履き、 着物の柄として流行したことから「市松」と呼ばれるようになりました。 意匠の始まりは不明で、古代より世界中で存在し、最も古い柄のひとつとして知られ […]
麻の葉文様は、六角形を基礎にした幾何学文で、古くは平安時代の仏像や伽藍の切金細工のなかにみられ、また着物や長襦袢のほか絣織物にもあります。麻の葉は丈夫ですくすくとまっすぐに伸びることから、子供に麻素材で作られた前掛けや、 […]
麻の葉文様は、六角形を基礎にした幾何学文で、古くは平安時代の仏像や伽藍の切金細工のなかにみられ、また着物や長襦袢のほか絣織物にもあります。麻の葉は丈夫ですくすくとまっすぐに伸びることから、子供に麻素材で作られた前掛けや、 […]
水玉文は途切れぬ小さい吉の連続。人間から見れば小さい粒ですが、天から見れば、鯛、梅、桜、蝶々、ハート、鈴など、無限の吉兆紋柄を抽象化させた丸い粒の集合体です。気泡の様に小さい吉が次々生まれ、段々と一つの大きい球体と成り、 […]
「七宝」は、大黒天の袋の中身、もともとの仏教経典で表される、金・銀・瑠璃・玻璃(はり)・珊瑚・瑪瑙(めのう)・蝦蛄(シャコ)という七つの宝物を指しています。また、七宝は途切れぬ輪の連続から「輪違い文」とも呼ばれます。この […]