ハートマークは、矢尻の形に似ているところから、想いを飛び出し、対象に向け貫くとされるイメージから恋愛の寓意のモチーフとして西洋画や宗教画に度々登場します。矢紋は、的に当たると言う意味以上に、あなた様と もっと大きい的にし […]
月別: 2017年5月
落ちない飛ぶ鳥。御縁の波を乗り越えるべく飛び立ち、懸命に積み重ね、いつの間にか振り返ると千に成っている千取りの『千鳥』。心の厳冬を終え、春の先駆けを知らせ、辛いことの終わりを示す『梅花』。「吉吉」と悪縁を常に寄せつけない […]
京都タワーや大文字山、祇園祭の山鉾巡航にて毎年必ず先頭をいく長刀鉾。千年の古都、洛中柄の意匠を配しました。 扇骨の産地、近江高島より別誂えさせた上に、京都深草の手張り職人により仕立て上げました。一般的な7寸扇子よりもひと […]
唐草文の歴史は長く、古代ギリシア神殿などに見られる文様が原型で、メソポタミア、エジプト文明より欧州、中国など各地に拡がり、シルクロードより日本で国風化されて様々な柄が生まれました。また、唐草はすぐに成長する処から、途切れ […]
蓮の花、即ち蓮華は、清らかさなど清浄の象徴として称えられることが多くあります。「蓮は泥より出でて泥に染まらず」という成句があるとおり、泥の中で根を張り水面に花を咲かせるといった処から、大地の力をその身に秘め、豊饒・生命力 […]
満開に咲く桜。桜は数日で、その役目を終えたかのようにぱっと散る。開花のみならず、散って行く儚さや潔さも、愛玩の対象で、江戸時代の国学者、本居宣長は「敷島の大和心を人問はば朝日に匂ふ山桜花」と詠み、桜が純粋無垢な心情を示し […]
満開に咲く桜。桜は数日で、その役目を終えたかのようにぱっと散る。開花のみならず、散って行く儚さや潔さも、愛玩の対象で、江戸時代の国学者、本居宣長は「敷島の大和心を人問はば朝日に匂ふ山桜花」と詠み、桜が純粋無垢な心情を示し […]
「七宝」は、大黒天の袋の中身、もともとの仏教経典で表される、金・銀・瑠璃・玻璃(はり)・珊瑚・瑪瑙(めのう)・蝦蛄(シャコ)という七つの宝物を指しています。また、七宝は途切れぬ輪の連続から「輪違い文」とも呼ばれます。この […]
九十九神(つくもがみ)といって、道具、建物も草木、自然など八百万(やおよろず)に九十九歳(永い時間をかけて)まで、歳をとると精霊が宿り、妖怪、お化けとなって真夜中に独りでに動き出す。物事、自然を大切に扱うとその妖怪は人間 […]
格子状の正方形を配した模様である市松文様の意匠の始まりは不明で、古代より世界中で存在し、また日本では家紋や正倉院の名物裂などで多く見られます。森羅万象を司る相対する陰陽を表し、永続、途切れぬ縁を示します。また千鳥は御縁の […]
麻の葉文様は、六角形を基礎にした幾何学文で、古くは平安時代の仏像や伽藍の切金細工のなかにみられ、また着物や長襦袢のほか絣織物にもあります。麻の葉は丈夫ですくすくとまっすぐに伸びることから、子供に麻素材で作られた前掛けや、 […]
幸運の使者とされる黒ねこ。西洋では神様の使者と表されることが多い。例えば、黒ねこが家に住み着くと、幸運が訪れると言われたり、魔法が使える人の従者として崇められたり、醸造ワイン樽の上に黒ねこが座るとその樽は極上の美味になる […]
「六花」と言われ、雪の結晶の輪郭を曲線で繋いだものです。着物や陶器の絵柄ではこの輪の中に、また衣裳では草花や蝶鳥を組み合わせた囲み紋様が製作されたものが風雅であると浸透しました。雪は冬を象徴する物ですが、雪輪紋は通年柄で […]
花蔓の歴史は唐草文から始まります。古代ギリシア神殿などに見られる文様が原型で、メソポタミア、エジプト文明より欧州、中国など各地に拡がり、シルクロードより日本で国風化され、花唐草が生まれました。すぐに成長する処から、途切れ […]
兎は、スタート、ゴールは龍…。兎は将来 龍に生まれ変わります。よく勉強して耳が長くなって、満月で懸命に働いて、真っ白になって白龍神に生まれ変わります。兎は、前進しか出来ない片思い…差し出がましい物(贈り物・手紙)に兎の模 […]
『鈴とよむは音の清しきより名づくるなるべし。神慮をすずしめるの意なり。(倭訓栞)』と太古より、音の鳴る物は、獣や魔物を追い払うものであり、同時に自らの性根を清めるものとして使用されました。鈴の「ちりちり」鳴る音が「吉吉」 […]
花蔓の歴史は唐草文から始まります。古代ギリシア神殿などに見られる文様が原型で、メソポタミア、エジプト文明より欧州、中国など各地に拡がり、シルクロードより日本で国風化され、花唐草が生まれました。すぐに成長する処から、途切れ […]
水玉紋は途切れぬ小さい吉の連続。人間から見れば小さい粒ですが、天から見れば、鯛、梅、桜、蝶々、ハート、鈴など、無限の吉兆紋柄を抽象化させた丸い粒の集合体です。気泡の様に小さい吉が次々生まれ、段々と一つの大きい球体と成り、 […]
山を越え、川を越え、中には国を超え、海を渡来してやって来る千鳥。千鳥は御縁の波を乗り越えて、百の歩みを目指し飛び立ち、懸命に積み重ね、いつの間にか振り返ると千に成っている鳥、「千取り」。そうした処から、円満、達成を成す鳥 […]
「七宝」は、大黒天の袋の中身、もともとの仏教経典で表される、金・銀・瑠璃・玻璃(はり)・珊瑚・瑪瑙(めのう)・蝦蛄(シャコ)という七つの宝物を指しています。また、七宝は途切れぬ輪の連続から「輪違い文」とも呼ばれます。この […]
「七宝」は、大黒天の袋の中身、もともとの仏教経典で表される、金・銀・瑠璃・玻璃(はり)・珊瑚・瑪瑙(めのう)・蝦蛄(シャコ)という七つの宝物を指しています。また、七宝は途切れぬ輪の連続から「輪違い文」とも呼ばれます。この […]
後に「伊達者」と呼ばれたほど派手な出で立ちで洛中に現れた武振彦命、伊達政宗が残した陣羽織「五色水玉模様」をアレンジして製作しました。散りばめられた五色は“仁・義・礼・智・信”の五徳とも、父子の親、君臣の義、夫婦の別、長幼 […]
繁栄をつかみ取る蔓が伸び、そこから鈴なりに成るその姿から一族繁栄、家運隆昌の象徴として人気の瓢箪。さらに小さな嬉しいことが少しずつ沸き立つように、弘法大師のおとし色の水玉文をあしらい、相手様に無病息災の勝ち水を貯め込まれ […]
山を越え、川を越え、中には国を超え、海を渡来してやって来る千鳥。千鳥は御縁の波を乗り越えて、百の歩みを目指し飛び立ち、懸命に積み重ね、いつの間にか振り返ると千に成っている鳥、「千取り」。そうした処から、円満、達成を成す鳥 […]
禅の開祖 達磨大師が座禅を組んでいる姿を写したと言われるダルマは開運の縁起物として親しまれています。七転びでも八つ目は佳き方に転ぶ、両目の入っただるまは「大願成就」を表す吉兆柄です。 扇骨の産地、近江高島より別誂えさせた […]
「途切れぬ」を表す意匠、青海波を新福招来を願う遠くて暖かい地、年中絶えない花緑や太陽の日が存在する南から伝わる風にのって大らかにそして大胆に勢いよく寄せる大きい波の連続を想い意匠しました。 扇骨の産地、近江高島より別誂え […]
「六花」と言われ、雪の結晶の輪郭を曲線で繋いだものです。着物や陶器の絵柄ではこの輪の中に、また衣裳では草花や蝶鳥を組み合わせた囲み紋様が製作されたものが風雅であると浸透しました。雪は冬を象徴する物ですが、雪輪紋は通年柄で […]
般若心経により、形づくられた雲龍。それは龍が出現する吉の兆しです。龍は、現在と自らの行きたいところ、目標とするところの御縁をつなぐ橋渡しができる神獣といわれています。雲龍がなければ龍は出現しない、つまり雲龍はこれから大吉 […]
九十九神(つくもがみ)といって、道具、建物も草木、自然など八百万(やおよろず)に九十九歳(永い時間をかけて)まで、歳をとると精霊が宿り、妖怪、お化けとなって真夜中に独りでに動き出す。物事、自然を大切に扱うとその妖怪は人間 […]
唐草文の歴史は長く、古代ギリシア神殿などに見られる文様が原型で、メソポタミア、エジプト文明より欧州、中国など各地に拡がり、シルクロードより日本で国風化されて様々な柄が生まれました。また、唐草はすぐに成長する処から、途切れ […]
唐草文の歴史は長く、古代ギリシア神殿などに見られる文様が原型で、メソポタミア、エジプト文明より欧州、中国など各地に拡がり、シルクロードより日本で国風化されて様々な柄が生まれました。また、唐草はすぐに成長する処から、途切れ […]
兎は、スタート、ゴールは龍…。兎は将来 龍に生まれ変わります。よく勉強して耳が長くなって、満月で懸命に働いて、真っ白になって白龍神に生まれ変わります。兎は、前進しか出来ない片思い…差し出がましい物(贈り物・手紙)に兎の模 […]
龍は、現在と自らの行きたいところ、目標とするところの御縁をつなぐ橋渡しができる神獣といわれています。また、もっとも重要なもののひとつと考えられていた水を司る神、「水神」としても知られます。願いが天に届き、天命を受けて現れ […]
花蔓の歴史は唐草文から始まります。古代ギリシア神殿などに見られる文様が原型で、メソポタミア、エジプト文明より欧州、中国など各地に拡がり、シルクロードより日本で国風化され、花唐草が生まれました。すぐに成長する処から、途切れ […]
根が太く、冬でも緑を絶やさない松は、その千年とも言われる長寿の中で、四季を通じて葉の色が変わらない処から、心変わりせず神が宿るのを待つ吉祥木として尊ばれてきました。悪縁を寄せ付けない針状の形をした松の葉は、他の木の葉と異 […]
勇壮な枝振りが愛らしい花の成り具合が、古来より親しまれた梅は、厳冬を終え、春の先駆けを知らせ、辛いことの終わり、此から始まる瑞兆を意味します。 また鶴は、天より舞い降りた事を鳴き声を知らしめるとされた処から、瑞鳥として慶 […]
江戸期に歌舞伎役者、初代佐野川市松が舞台上で正方形を交互に配した袴を履き、 着物の柄として流行したことから「市松」と呼ばれるようになりました。 意匠の始まりは不明で、古代より世界中で存在し、最も古い柄のひとつとして知られ […]
麻の葉文様は、六角形を基礎にした幾何学文で、古くは平安時代の仏像や伽藍の切金細工のなかにみられ、また着物や長襦袢のほか絣織物にもあります。麻の葉は丈夫ですくすくとまっすぐに伸びることから、子供に麻素材で作られた前掛けや、 […]
麻の葉文様は、六角形を基礎にした幾何学文で、古くは平安時代の仏像や伽藍の切金細工のなかにみられ、また着物や長襦袢のほか絣織物にもあります。麻の葉は丈夫ですくすくとまっすぐに伸びることから、子供に麻素材で作られた前掛けや、 […]
水玉文は途切れぬ小さい吉の連続。人間から見れば小さい粒ですが、天から見れば、鯛、梅、桜、蝶々、ハート、鈴など、無限の吉兆紋柄を抽象化させた丸い粒の集合体です。気泡の様に小さい吉が次々生まれ、段々と一つの大きい球体と成り、 […]
「七宝」は、大黒天の袋の中身、もともとの仏教経典で表される、金・銀・瑠璃・玻璃(はり)・珊瑚・瑪瑙(めのう)・蝦蛄(シャコ)という七つの宝物を指しています。また、七宝は途切れぬ輪の連続から「輪違い文」とも呼ばれます。この […]