格子状の正方形を配した模様である市松文様の意匠の始まりは不明で、古代より世界中で存在し、また日本では家紋や正倉院の名物裂などで多く見られます。森羅万象を司る相対する陰陽を表し、永続、途切れぬ縁を示します。また千鳥は御縁の波を乗り越えて、百の歩みを目指し飛び立ち、懸命に積み重ね、いつの間にか振り返ると千に成っている鳥、「千取り」。そうした処から、円満、達成を成す鳥と悦ばれます。
扇骨の産地、近江高島より別誂えさせた上に、京都深草の手張り職人により仕立て上げました。一般的な7寸扇子よりもひとまわり小さめの6寸5分扇です。手の小さい女性でも使いやすいサイズです。
サイズ(拡げたとき) | 約W350×H200mm |
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サイズ(閉じたとき) | 約W27×H200mm |
素材 | 和紙 |
仕様 | 手張り製・国産扇骨30本 |
包装 | 貼箱入・紅白ゴム |