上品に枝垂れる姿から日本では古くから藤は女性、松は男性に例えられ、藤の花を詠んだ句がたくさん残されています。生命力が強く、かぐわしい香りを放つ藤を思わせる紫色は、平安時代、位の高い人が着る高貴な色としてたいへん好まれました。花がたくさん付き、稲穂にも形が似ていることから子孫繁栄や豊作を願う縁起のいい花とされています。
室町期に生まれた、書院造の頃より現代まで息づく襖(ふすま)に使用する紗紙を使って、ブックカバーを製作しました。使い込むうちに手なじみが良くなっていく過程をお愉しみください。
※画像はA5判書籍に装着したイメージです。

 
商品サイズ W420×H265mm
素材 室町紗紙
入数 1枚・しおり付
包装 OPP袋包装