花蔓の歴史は唐草文から始まります。古代ギリシア神殿などに見られる文様が原型で、メソポタミア、エジプト文明より欧州、中国など各地に拡がり、シルクロードより日本で国風化され、花唐草が生まれました。すぐに成長する処から、途切れぬ御縁と繁栄、長寿を象徴する物として現代まで使用されています。また柳は雨風を除ける樹木で悪いことを除けるという意味があります。蛙が出現するとこの後、晴れが来る、豊かさが来ると言う意があります。
室町期に生まれた、書院造の頃より現代まで息づく襖(ふすま)に使用する紗紙を使って、ブックカバーを製作しました。使い込むうちに手なじみが良くなっていく過程をお愉しみください。

 
商品サイズ W300×H155mm
素材 室町紗紙
入数 1枚入
包装 OPP袋包装